doa Newアルバム[ISLAND]リリース 2018/7/4
doaのニューアルバムがリリースされました(11枚目!)。約2年半ぶりです。
この間配信シングルのリリースもなかったので、待望のアルバムになりましたね。(全部新曲で聴けるやん!)
注目のナンバーは、やはり「HERO」でしょう。
FIA-F4 のテーマソングとして話題を集めていますね。
レース好きな方がdoaの楽曲に触れ、感想をつぶやいているのを見て勝手にほっこりしておりました。
https://fiaf4.jp/news/single/370
「大人の夏休み」がテーマ
doaのアルバムは、冬リリースが多かったのですが(おそらく吉本さんのレースのスケジュールの関係上)、
今作は夏リリース=夏アルバムツアーとなります。
個人的な感想として、アルバムを言葉で表すなら、「海がすぐ近くに見える、旅行先の面白い宿泊場所」でしょうか。
乾いたサウンドは健在で、夏の海っぽいです。そしてパンチのあるナンバーがところどころに織り交ぜられている、という感じ。旅行先で泊まる時って、その部屋にどんなものがるのか、色々見ちゃいますよね。なんというかバラエティ豊かなアルバムだと感じました。
ここから1曲ごとの感想です。
愛LAND
タイトル曲。青い空と海、本当は暑いはずなんだけど波風は心地良くて、そんなに暑くないやん、ってそんな光景が浮かびます。スローテンポな曲ですが、メロ数は多く、掛け声の箇所も多くてもっさり感なんてものはありません。むしろ爽快です。
コーラス満載でザ・doa な曲です。
YouTubeでフル mvも上がっていますので是非ご覧ください。
頑張って耳コピしましたが、コード3つ、4つしかないですね。カポ3にして、D、G、Aコードでそれっぽく弾けました。
ライブでは掛け声のところで拳を突き上げるところが想像できます。楽しみです。
HOME SWEET HOME
オール薬局 CMソング、かなり前から公開されていました。これまでの楽曲の「いっぱい」、「SMILE」、「YOU&I」のようなあったかい曲で、そしてまた吉本さんリードが合うんですね。個人的に、6枚目のアルバム(THIS LIFE)あたりから吉本さんの声が深く、優しい感じになったと思っていまして、この系統の曲が最近はアルバムに必ず入るので最高です笑
初めてフルで耳にしたのは、「doa Fall-Winter Live“open_door”2017」でライブ終わり後の送り出し曲としてかかっていたのを聴いた時です。Aメロから、「あ、この系統の曲ね」ってなったのは今でも覚えています。
それから1年ほど経ち、ライブのセトリに入ったのが、FCイベントです。ライブ最後の曲として披露されました。
この時分かったのですが、オール薬局 CMソングに使われている部分は、サビのBパートの方なんですよね。
この日までずっと「忘れかけていた 茜色の空〜」がサビのAパートだと思っていました。
と、まあ脱線しているので感想ですが、「何年経っても故郷はそこにあるよ」っていうバラードです。
アルバムの中で一番好きな曲です。働き出して地元を離れている私に染みる歌詞です……。
SATURDAY NIGHT FEVER
なんかエロそう、とタイトルだけ見て思いました。「色々上手くいっていないけどはっちゃけたい!」って歌詞です。
吉本さんの得意な音域にあたるのでしょうか、絶叫系ではなく軽やかに歌い上げるボーカルが心地良いですね。
HERO
男くさいマイナーコードのdoaの曲が帰ってきた、感は初期の曲から聴いていると多くの方が感じられたと思います。
そしてアルバム随一の疾走感と重厚感です。
とにかく格好いいです。レースファンの方も待望の一曲でした。iTunesのランキングを見ても、アルバムの中でこの曲が一番売れているようです。
ライブでは終盤の曲となるでしょう。
シアワセ
HEROの次でガラリと曲調が変わりますね。そして徳永さんボーカルのバラードです。アコギとピアノのボーカルを押し出した曲。語りかけるような歌唱は徳永さんならでは。
2番、大サビに向けて音数が増えていき、以外とドラマチックな曲だと感じました。
エンヤコラ
イントロなしのサビからスタート。これまでの楽曲の「クライマー」ような応援ソングですね。吉本さんのフェイクが好きです笑
上手く表現できませんが、とにかくBメロが完璧です。ちょっと脱力しつつ、サビ前で盛り上げの大好きなパターン。
アルバムの中だと終盤に収録されそうな曲だと感じましたが、この曲が6曲目に来ている時点で、「このアルバムはめっちゃ好きになるかも」と思えました。(他にも盛り上がる曲がたくさんありそう、という期待から)
シェイブアイス
doaの楽曲は、リードボーカルが変わるので、3人それぞれの名前がLead Vocalに記載されるのですが、「lead Vocal : doa」という曲もあります。この場合、「スイッチボーカルでリードが移り変わっていく」か「最初からハモりまくり」のどちらかになるのですが、この曲は後者でした。
そして大抵吉本さんが主線を歌唱しますが、この曲は徳永さんが主線ですね。新しいdoaを聴けた気がしました。
オンリーユー
アルバム唯一の大田さんlead vocalのブルースなナンバー。アルバム収録曲の中では、アウトローといいますか、パンチのある曲を担当されることが多かったですが、今作は最近のアルバムとは少し違いましたね。
確かにブルースな感じの曲はこの曲だけですが、久しぶりにハイテンポな曲ではないので、ちょっと新しい感じがしましたね。
You belong to me
ちょっと寂しさを感じる歌詞ですね。前の「オンリーユー」が夕方頃で、こちらはもっと暗い夜っぽさを感じます。
Cメロ、音数一気に減らしサビで締め、この展開と徳永さんの力強いボーカルがいい。ライブだと泣くかもしれません。
BURNIN’ BURNIN
初見ではタイトルから、大田さんのハイテンポなlead vocal曲かな?、と思いました。そして楽曲を聴いてみてもやはり大田さんが歌いそうな曲でした。webインタビューでもそうありました笑
今回は吉本さんがlead vocalです。さあライブも終盤戦だー、といわんばかりの歌詞とメロ。
MAYDAY
あんまり他のアーティスト名を出すのは良くないかもしれませんが、どこかSuperflyな感じを持ちました笑
まずラップな感じのたらたらメロがかっこいいし、サビの声量全開な感じも最高です。こういう力強いdoaを待ってた!
聴いていると自然と体が揺れてきます。
Everybody 今この時を輝いて
これぞdoa、な曲が最後でした。こちらはスイッチボーカルです。サビのメロがえらい気持ちいい。そして音域的にもぎりぎりな感じがいい。
FCイベントの時の、アルバム制作風景の動画の中で、この曲に対しての言葉かどうかは分かりませんが、徳永さんが「今回めっちゃ声でてるよ」、という旨の言葉を吉本さんにかけていました。
5、6年前?、吉本さんの高音が出づらい時期があった、という言葉も聴けました。
5、6年前のアルバムではないので違うかもしれませんが、私の推測ではアルバム「3」、「Prime Garden」の時期なのかな、と思っています。この辺りの曲は結構キーが低めなんですよね。そしてファルセットも今より少し細い気がします。
海外レースも多い時期でしたし、なかなか苦労されていたのかもしれませんね。
楽曲の感想になりますが、アルバム最後の曲っぽくて、doaらしい曲です。弾き語りでもキマりそうです。
さて、簡単にではありますが、doaニューアルバムISLANDの感想を述べました。
この時期に合うスカッとするアルバムです。ライブももうすぐ始まります。
楽しみです。